文書作成日:2023/01/20

2022年12月に国税庁から「令和3年分 相続税の申告事績の概要」(※)が発表されました。ここでは、その中から、相続税の課税割合の推移などをみていきます。

調査結果から相続税の課税割合の推移を示すと、下グラフのとおりです。


過去の調査も含めて、直近5年分の相続税の納税者である相続人の推移をまとめると、下表のとおりです。

相続税の課税割合が9%台に突入し、相続税の納税者である相続人も30万人が目前という状況です。今後も高齢化は進み、相続に関わる人は増えるものと思われます。相続に関する心配ごとのある方は、お気軽に当事務所にご相談ください。
(※)国税庁「令和3年分 相続税の申告事績の概要」
各年分、10月31日まで(2019年分は2020年11月2日まで、2020年分は2021年11月1日まで)に提出された申告書(修正申告書を除く)データに基づき作成したものです。
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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